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全校朝会

5月1日(月)5月の全校朝会を行いました。

校長先生からは、「機械化によってなくなった職業と新しくできた職業」についてのお話があり、「コミニュケーションが必要な場面は人が行うしかない。様々なことに積極的に挑戦することで、コミュニケーション能力を磨いていってほしい」というメッセージに、生徒たちは真剣に耳を傾けていました。

 

 

全校集会(11月)

11月1日に全校集会が行われました。

新型コロナウイルス対応のために,各教室に設置されている電子黒板を用いてオンラインで行われました。

 

 

 

 

 

 

 

 

笠原校長より

「皆さんおはようございます。先週の体育祭お疲れ様でした。11月は行事が多く、2日後の文化祭をはじめ、インターシップ、新野マルシェなどがあります。これからの行事に,これまでの活動の成果を生かしてください。

 さて、先日図書だよりで先生方のお薦めの本が紹介されていましたが、私もお薦めの小説の話をします。

 それは「六の宮の姫君」という短編です。芥川龍之介が「今昔物語」の「六の宮」をもとに、創作したものと言われています。原作は,か弱き女性の哀れな一生を描いた物語です。しかし,この原作を聞いた芥川は、この姫君の生き方は全くだめだと、生きていく努力をせず、死んでいくなんて。と考え,この短編を書いたようです。

 姫君は,親が何もさせていなかった,自分もそうしなくても良いと考えていたので,全く生きる力が身についていなかったのだと思います。そのため,いざ,生活が苦しくなってもどうすることも出来ず,こうしたらいいという答えも浮かばなかったのでしょう。あるときは,親,あるときは乳母,すべてを自分以外の人に任せていた。こんな人生ではだめだと芥川は言いたかったのだと思います。

 皆さんがこれから歩む人生は,これまでの学校生活よりその後の生活がはるかに長いのです。そして,良いことばかりが続くとは限りません。時には苦しいことやつらいこともあると思います。だからこそ,今しっかりと学び,技術を習得し,資格を取り,そういった逆境に備える。いわゆる生きる力を身につけるのです。そして,自分の人生なので,人に任せることなく,自分の道を自分でしっかり歩んでください。決して,この姫君のような生き方をしないでください。(一部抜粋)」

 との訓話がありました。

全校集会(9月)

9月1日に2学期始業式が行われました。

新型コロナウイルス対応のために,各教室に設置されている電子黒板を用いてオンラインで行われました。

 

 笠原校長より

「長い夏休みが明け,いよいよ2学期が始まりますが、皆さん、どうすごしていましたか。大きな事故の報告もなく、2学期の生活が無事始められることに感謝しております。

 今年の夏は、まずはなんと言ってもインターハイ「躍動の青い力 四国総体2022」ではなかったでしょうか。猛暑の中、本校の多くの生徒が選手として、また、運営補助員としてそれぞれの競技に参加しました。

 運動部の躍進という事では、ライフル部女子が全国一、男子剣道部が全国総体ベスト16とまさに大活躍の夏となりました。そして、参加した皆さん、それぞれが貴重な経験を通して、かけがえのない思い出がたくさん出来たと思います。

 徳島県では、ここ数日少し減ってはきましたが、連日、2000人を超える感染者が出ております。これまでは、夏休みでもあったため、家庭内での感染が多かったのですが、これからは、学校内での感染が心配です。皆さんもこれまで同様、学校においてもマスクの着用、手指消毒、換気など基本的な感染対策を徹底してください。

 さて、これから3年次の皆さんは、いよいよ就職・進学試験が始まります。特に就職試験は、もうすぐそこに来ています。進学試験に望む皆さんも12月にかけてそれぞれ、試験があります。皆さんは、インターハイでの経験や履歴書作成、試験対策により確実に成長していると思います。今こそ、本校で学んだ3年間の集大成として、授業を大切にし、しっかりと対策を立て、先生方の指導をしっかり受けて、全力で試験に臨んでください。

 また、1・2年次の皆さんも2年後、1年後には、自分たちの番です。自ら「進むべき道」をしっかりと描き、それを達成するために、しっかりと学んでください。それが自らの成長と夢の実現に繋がります。

 さらに、2学期には、体育祭、文化祭をはじめ、オープンスクール、新野キャンパスでの新野マルシェなど沢山の行事があります。こうした様々なイベントは、成長した自分を確かめる場に出来ます。自分たちの力を精一杯、発揮し、すべてのイベントを一人一人が盛り上げ、成功させましょう。勉学に各種行事に、皆さんの活躍を大いに期待し、始業式の式辞とします。(一部抜粋)」

 との訓話がありました。

全校集会(6月)

6月1日に全校集会が行われました。

 

新型コロナウイルス対応のために,各教室に設置されている電子黒板を用いてオンラインで行われました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

笠原校長より

「いよいよ徳島県高校総体が6月3日金曜日に迫ってきました。皆さん,悔いの残らないよう持てる力を精一杯出して挑んで下さい。今月のテーマは「challenge」です。日本語では,「挑戦」です。「チャレンジ」とは①戦いや試合などを申し入れること②困難な問題や未経験なことなどに取り組むこと,です。もうすでに先週から戦っている皆さんもいますが,
3日からまさに皆さんの「チャレンジ」が始まります。

 皆さんは,これからの人生でスポーツだけでなく,様々な場面でいろいろな「チャレンジ」をしていくことでしょう。負けたくないから「チャレンジ」したくないと言う人もいると思います。人と競うのが嫌いだ,いやだという言う人はこのタイプなのかもしれません。しかし,人と戦うことだけが,果たして,チャレンジなのでしょうか。人生には,大きなこと,小さなことの差はありますが,自分自身との戦うチャレンジの場面もあると思います。自分の立てた目標に挑むのもチャレンジだと思います。それには,どんどんチャレンジしてください。
 チャレンジによく似た言葉に「トライ」があります。トライとは①試しにやってみる②新しいことに対してうまくいくが試みること,です。しかし,皆さんこうしたチャレンジやトライは失敗しても負けてもいいのです。また,チャレンジやトライすればいいのです。そうした チャレンジやトライの繰り返しが自分を成長させるのです。チャレンジしなければ,自分の成長は決してありません。

皆さんは,明後日からだけでなく,この後の学校生活,その先の人生において,必ずチャレンジやトライをしなければならない場面があると思います。それは,一度や二度ではないと思います。自分はしたくなくても避けられないこともきっとあるでしょう。失敗しても,負けることがあってもいいのです。そのことで成長し,次は勝てる・成功するかもしれません。
いつか成功する,勝てると自らを信じチャレンジし続けてください。そのチャレンジはきっと自分を大きく成長させてくれていることでしょう。(一部抜粋)」

 との訓話がありました。

全校集会(5月)

5月2日に全校集会が行われました。

 

新型コロナウイルス対応のために,各教室に設置されている電子黒板を用いてオンラインで行われました。

 

笠原校長より

「新緑が輝きを増し,スポーツに勉学に良い季節が訪れてきました。これから皆さんにも勉強に部活動に益々励んでほしいと思っています。

 ところで今,ヨーロッパでは,悲しい出来事が起こっています。他国の軍事侵攻で,毎日,胸を締め付けられるような映像がテレビから流れてきます。この侵攻が起こったとき,テレビで「21世紀に戦争なんて」と言った方がおられました。私もそう思いました。

 ほんとうに,まさかの事態です。まさかは突然やってきて,そして皆さんの日常を奪うのです。平和な暮らしを奪うのです。平和で豊かな暮らしは、誰もが望むことで,そういう社会で暮らし続けたいと願っていると思います。

 それでは,皆さんはどうすれば良いのでしょうか。何が正しく,何が間違っているのかを見極める力を付けることが必要です。今,社会には情報があふれています。あらゆる情報の中から正しいもの,自分に役に立つものを見極める必要があります。特に若者は,インターネットやSNSの情報を信じる傾向にあります。私たちは,たくさんの情報の中から真実を見つけなければいけません。そして,それをもとに自ら選択する時がくるのです。

 正しい選択をするためには,学校でたくさんのことを学んでください。それは,決して授業だけではありません。部活動やボランティア活動,社会体験活動を通して,多くの人と交流し,たくさんの人の話を聞いてください。また,本をたくさん読んで下さい。そうして,しっかりと知識を蓄えてください。それが,正しく物事を判断する力に繋がります。そして,それが将来の自分の暮らしを豊かにするのです。

 皆さんは,自分の未来は,自分で決めることができます。平和で明るく豊かな未来のため,しっかりと学んで下さい。(一部抜粋)」

 との訓話がありました。