カテゴリ:高大連携事業

高大連携事業(都市環境システム科)

日 時:令和6年2月20日(火)
会 場:本校多目的ホール、ホッケーコート
講 師:徳島大学大学院社会産業理工学研究部 准教授 三輪昌史 先生
受講者:都市環境システム科1年次生(25名)

  

徳島大学より三輪昌史先生をお迎えし,都市環境システム科1年次生を対象にドローンに関する講義を実施していただきました。
講義ではドローンの機体特性や技術的側面及び関連法規,危険性をはじめ,先生のご研究や実証実験の紹介がなされました。また,赤外線カメラ搭載のドローンが紹介され,屋外でのデモンストレーションでは、操縦時における注意事項についてご指導いただきました。

高大連携授業「しいたけによるリグニンの分解実験結果」

9月から実施していた講義の実験結果がでました。

 クリーンベンチを使用し、シイタケとオオウズラタケの切片を培地で培養してリグニン分解ができているかを実験しました。

 2回に分けて実験した結果は、1回目は全員うまく培養でき「コンタミなし!」、2回目は別の菌が繁殖してしまい一人を除き、実験結果は得られませんでした。

 2回目の実験にはリグニンが分解できた場合に発生する酵素:「ラッカーゼ」に反応する成分が培地に入っていました。リグニン分解されると反応して赤褐色のコロニーができます。1回目と2回目で比較実験のはずでしたがほとんどうまくいきませんでした。なかなか実験は思ったように進みませんね。失敗した原因をよく考察してレポートにまとめてくださいね!

↑ 失敗例

↑ 成功例!(18人中1名のみ!)

高大連携 理数探求6回目 (試走と基礎データ取り)

生産業創造科2年生総合サイエンスコース 18名

理数探求 月曜日5,6,7時限目

新野キャンパス とくしまイノベーションセンター

 

ほとんどの生徒のマシンが完成しオーバルコースの試走を行いました。

モーターと電池はすべて同じ条件で走行しました。

最速3.84sでしたが、明らかに遅いマシンがあり、組み立て不良が考えられました。

ギヤやベアリングのグリスアップ、ガイドローラーの調整などを行い試走を重ねていました。

1学期はあと1回の授業ですのでみなさんマシン調整してデータ取りまで完了させてください。

高大連携授業 講演「バイオ医薬品生産について」

・徳島大学大学院 社会産業理工学部

・産業院 研究開発事業部門

・次世代バイオ医薬品製造技術研究組合(MAB)

 鬼塚 正義 先生

演題「バイオ医薬品生産について」

参加者:阿南光高校産業創造科2年生18名、富岡西高校3年生9名・2年生3名

場所:徳島大学イノベーションセンター(阿南光高校新野キャンパス)

 

 国内の多くの大学と企業が協力してバイオ医薬品の研究・生産に取り組んでおり、課題や、一般薬品と比べてその製造がいかに難しいかなどわかりやすく説明していただきました。高校生物でも学習する抗体のお話についても3D動画を用いてわかりやすく教えていただきました。

途中「ウィルスって生き物ですか?」という問いに皆さん真剣に考えていました。

講演の最後に「何か質問はありませんか?」と言われましたが恥ずかしくてなかなか手があがりません。ですが鬼塚先生へ質問する用紙に皆さんいっぱい書いていました。あとから返事をいただけるそうですよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

高大連携授業(物理応用)6回目を実施しました。

2年生の理数探求、3年生選択授業で高大連携授業を年間を通して実施しています。

1学期、6回目の実施となりました。

講師の先生は徳島大学理工学部 助教 山中 健二 先生です。

忙しい研究の合間を縫って、毎回熱心に教えてくれます。

 

生徒は宝田キャンパスからスクールバスに乗って新野キャンパスまで移動してきます。

理数探求では月曜日の5・6・7時間目、物理応用は水曜日の6時間目に実施しています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

6回目は模型の制作となりました。プラモデルを作ったことがない生徒もたくさんいるので苦戦していましたが、皆さん真剣に作っていますね。

 

いよいよ次週は、定電圧時の回転数と電流値のデータ取りと走行テストなります。探求らしくなってきました。楽しみです。(^^)/

高大連携授業4回目を実施しました。(1学期は9回実施予定)

物理応用と理数探究の授業では、新野キャンパスにある徳島大学イノベーションセンターに移動して高大連携授業を実施しています。今回の講師先生は徳島大学理工学部准教授の山中健二先生です。(生物資源学部の先生も担当してくれます。)

 

5月8日、10日はエナメル線をコイルにした手作りモーターを作成しました。電気・磁気の知識をフル活用して、ノーヒントで取り組みました。1~2mのエナメル線をみなさん自由に巻いていますね。うまく回るかな?

今後の予定は自作モーターを搭載した模型を特設コースで走らせてタイムを競います。

コイルの巻き数やエナメル線の太さによってどのような特徴をもったモーターになるのか調べていきます。

3学期には研究発表が実施されます。

高大連携事業(ドローン)

日 時:令和5年3月15日(水)
会 場:本校多目的ホール、ホッケーコート
講 師:徳島大学大学院社会産業理工学研究部 准教授 三輪昌史 先生
受講者:都市環境システム科1・2年次(43名)

 

  

 

徳島大学より三輪昌史先生をお迎えし,都市環境システム科1・2年次生を対象にドローンに関する講義を実施していただきました。
講義ではドローンの特性や関連法規,危険性をはじめ,シームレスドローンの実証実験など,先生のご研究の紹介がなされました。また,今回は赤外線カメラ搭載のドローンが紹介され,屋外でのデモンストレーションでは、操縦時における注意事項についてご指導いただきました。

マイクロピペッターを使いこなそう!

高大連携授業で徳島大学生物資源産業学部 宮脇准教授、徳島大学院生の山田さんから「マイクロピペッターの使い方」を実習形式で教わりました。

㏖(モル)や㎛(マイクロメートル)について、再度覚え直す事ができました。

どれだけ上手に実験できたかはドキドキものです。

高校にもマイクロピペッターがあるので,これを機に使用頻度をあげていきたいです。

新野キャンパス(とくしまイノベーションセンター)高大連携前期活動報告

私たち阿南光高等学校新野キャンパスには徳島大学が使用している「とくしまイノベーションセンター」が併設されている,全国でも珍しいキャンパスです。主に徳島大学との高大連携事業の拠点となっており,大学の講義や実習を高校生が実際に体験しています。4月から夏休みまで(前期)にかけて実施した内容になっています。

R4新野キャンパス高大連携事業前期報告 (1).pdf

第1回中学生ハイテク体験講座報告.pdf

令和4年度 徳島大学バイオイノベーション研究所(石井キャンパス).pdf

                                              

徳島大学生物資源産業学部農場施設見学研修会!

高大連携事業の一環として,徳島大学生物資源産業学部農場(石井キャンパス)実験施設の見学研修会を行いました。

動物繁殖,畜産・食肉加工,植物・昆虫の研究室を班ごとに訪問し,各研究室で取り組んでいる研究の説明を受け,体験学習を行いました。豚の精子を観察,6次産業化による豚肉の加工,食用コオロギの研究,藍の葉から色素を抽出する実験などを体験できました。

研究室に所属する大学生に補助していただき,優しく楽しい体験でき,大学で研究活動の一端に触れる貴重な機会になりました。

  

 豚の精子を観察と6次産業化による豚肉の加工(徳大ハムの製造)

 

 食用コオロギの研究

  

 藍の葉から色素を抽出実験

徳島大学生物資源産業学部の施設設備の見学

【 日   付 】 2月12日(金)
【見 学 場 所】 徳島大学生物資源産業学部 石井農場
【対 象 学 年】 1学年 男子11名 女子3名
【 目   的 】 この見学会は「徳島県、国立大学法人徳島大学及び
          徳島県教育委員会の連携協力による6次産業化教育の展開及び
          研究開発の推進に関する協定」に基づく高大連携の一環です。
          生物資源産業学部石井農場の広大な敷地内には
          圃場や果樹園の他、植物工場や食用コオロギの生産
          ブタの品種改良等を行う研修室があり、先進的な研究が行われています。
          1年次生の中から4年制大学進学を目指している生徒、次年度に
          バイオサイエンス系を選択している生徒を中心に大学施設・設備の 
          見学や講義・体験をさせていただきました。
          徳島大学をはじめとする高等教育への関心を深めるとともに
          新野キャンパスでの徳島大学との連携協力による
          高大接続教育へつなげていく機会とします。
①音井農場長挨拶

②実験!天然インジゴを抽出してみよう。

タデ藍の葉を液体窒素で急速冷凍する様子を見ることができました!
生徒からは「おー!!!」と感動の声が聞こえてきました。
③植物工場見学

④コオロギの繁殖部屋

⑥徳島大学生の指導の下、ウシの精子を顕微鏡で観察しました。

大学生の説明のあと、顕微鏡で見ながら詳しく説明してくれました。

⑦森松先生・平田先生によるブタの研究説明

モニターを見ながら、子ブタから大人のブタ、またブタにストレスを与えない研究
の説明をしてくださいました。
⑧徳島大学生のハム加工の説明

育てたブタでハムを加工し、石井町のふるさと納税の返礼品になっているそうです。
 
短時間ではありましたが、生徒は様々な体験・実験をすることができ
とても喜んでいるとともに、大学のイメージが掴めたのではないでしょうか。
他校では学べないことを今度もたくさん学び、自身の進路選択に
繋げていってもらえたらと思います。また、音井農場長をはじめ
たくさんの大学の先生方・学生のみなさんには感謝申し上げます。

高大連携講座⑧

【 日   付 】 1月15日(金)
【講 座 場 所】 徳島県立阿南光高等学校 新野キャンパス
          とくしまイノベーションセンター
【対 象 学 年】 2学年 男子12名 女子18名
【担 当 教 授】 教授  田中 保 先生
【 テ ー マ 】 薬を創る
【 概   要 】 薬の開発費は数百億円という莫大な金額になります。
          製薬メーカーはかかった費用を売上で回収せねばなりません。
          そのために、患者数の多い糖尿病や癌などの
          疾患には様々なタイプの薬が開発されますが、
          患者数が少ない疾患では、その病気の原因も薬も研究されずにいます。
          私はこのような希少疾患の病気の原因を探り、なんとか薬ができなものかと、
          考え研究を行っています。今回はそのような希少疾患の研究のお話です。

今回ですべての高大連携講座が終了しました。
講座を通して生徒には幅広い分野を学ぶことができたと思います。
一人一人が進路実現に向けて頑張ってほしいです。
徳島大学をはじめ、関係してくださった先生方には感謝いたします。
本当にありがとうございました!