カテゴリ:高大連携事業

徳島大学生物資源産業学部農場施設見学研修会!

高大連携事業の一環として,徳島大学生物資源産業学部農場(石井キャンパス)実験施設の見学研修会を行いました。

動物繁殖,畜産・食肉加工,植物・昆虫の研究室を班ごとに訪問し,各研究室で取り組んでいる研究の説明を受け,体験学習を行いました。豚の精子を観察,6次産業化による豚肉の加工,食用コオロギの研究,藍の葉から色素を抽出する実験などを体験できました。

研究室に所属する大学生に補助していただき,優しく楽しい体験でき,大学で研究活動の一端に触れる貴重な機会になりました。

  

 豚の精子を観察と6次産業化による豚肉の加工(徳大ハムの製造)

 

 食用コオロギの研究

  

 藍の葉から色素を抽出実験

徳島大学生物資源産業学部の施設設備の見学

【 日   付 】 2月12日(金)
【見 学 場 所】 徳島大学生物資源産業学部 石井農場
【対 象 学 年】 1学年 男子11名 女子3名
【 目   的 】 この見学会は「徳島県、国立大学法人徳島大学及び
          徳島県教育委員会の連携協力による6次産業化教育の展開及び
          研究開発の推進に関する協定」に基づく高大連携の一環です。
          生物資源産業学部石井農場の広大な敷地内には
          圃場や果樹園の他、植物工場や食用コオロギの生産
          ブタの品種改良等を行う研修室があり、先進的な研究が行われています。
          1年次生の中から4年制大学進学を目指している生徒、次年度に
          バイオサイエンス系を選択している生徒を中心に大学施設・設備の 
          見学や講義・体験をさせていただきました。
          徳島大学をはじめとする高等教育への関心を深めるとともに
          新野キャンパスでの徳島大学との連携協力による
          高大接続教育へつなげていく機会とします。
①音井農場長挨拶

②実験!天然インジゴを抽出してみよう。

タデ藍の葉を液体窒素で急速冷凍する様子を見ることができました!
生徒からは「おー!!!」と感動の声が聞こえてきました。
③植物工場見学

④コオロギの繁殖部屋

⑥徳島大学生の指導の下、ウシの精子を顕微鏡で観察しました。

大学生の説明のあと、顕微鏡で見ながら詳しく説明してくれました。

⑦森松先生・平田先生によるブタの研究説明

モニターを見ながら、子ブタから大人のブタ、またブタにストレスを与えない研究
の説明をしてくださいました。
⑧徳島大学生のハム加工の説明

育てたブタでハムを加工し、石井町のふるさと納税の返礼品になっているそうです。
 
短時間ではありましたが、生徒は様々な体験・実験をすることができ
とても喜んでいるとともに、大学のイメージが掴めたのではないでしょうか。
他校では学べないことを今度もたくさん学び、自身の進路選択に
繋げていってもらえたらと思います。また、音井農場長をはじめ
たくさんの大学の先生方・学生のみなさんには感謝申し上げます。

高大連携講座⑧

【 日   付 】 1月15日(金)
【講 座 場 所】 徳島県立阿南光高等学校 新野キャンパス
          とくしまイノベーションセンター
【対 象 学 年】 2学年 男子12名 女子18名
【担 当 教 授】 教授  田中 保 先生
【 テ ー マ 】 薬を創る
【 概   要 】 薬の開発費は数百億円という莫大な金額になります。
          製薬メーカーはかかった費用を売上で回収せねばなりません。
          そのために、患者数の多い糖尿病や癌などの
          疾患には様々なタイプの薬が開発されますが、
          患者数が少ない疾患では、その病気の原因も薬も研究されずにいます。
          私はこのような希少疾患の病気の原因を探り、なんとか薬ができなものかと、
          考え研究を行っています。今回はそのような希少疾患の研究のお話です。

今回ですべての高大連携講座が終了しました。
講座を通して生徒には幅広い分野を学ぶことができたと思います。
一人一人が進路実現に向けて頑張ってほしいです。
徳島大学をはじめ、関係してくださった先生方には感謝いたします。
本当にありがとうございました!