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校訓 進取・創造・協働 ~地域の未来を創造する~ |
カテゴリ:教育活動
電気情報システム科の実習
★電力の実習★
交流高電圧装置を使用し、カミナリ現象(放電現象)を発生させて放電特性を理解する実習です。実際に放電現象を体験すると「おっ」と言った声が漏れます。緊張感のある実習ですが、電気を見ることができる貴重な実習でもあります。実習中は危険なので装置を設置している中には入れません!
電気情報システム科の工業技術基礎
★工業技術基礎(ライントレーサの製作)★
3学期の工業技術基礎では、「ものづくり学習」のライントレーサの製作をしています。「電気回路」で学習した電子部品が登場し、「これ聞いたことある!」、「これ知ってる!」などなどいろいろな言葉が飛び交っていました!
そして、電子部品と基板のはんだ付けです。はんだ付けの手順をよく聞いて、美しいはんだ付けができるようになりましょう。みなさんなら必ずできるようになります。
はんだ付けも上手になっています。美しくできると達成感がありますね。はんだ付けが終わると、ギヤーボックスの組み付けです。プリントを見ながら楽しそうに組み付けていました。次はライントレーサのホイールとタイヤの組み付けです。ホイールは3年次生が3D-CAD、3Dプリンタ実習で製作したホイールを使用しています。実習で学習したものを使用する、再利用の取組です。1年次生も「ものづくり学習」を通して主体的に考え設計し、ものづくりができる技術者に成長しましょう。
ライントレーサが完成したら、プログラムを入力して動作を確認します。プログラムで動作させるためにセンサの調整が大切になってきます。ラインを読み取る調整ができたかな?
1年次では、「工業情報数理」でコンピュータの基礎とC言語プログラミングを学習しています。その知識を使ったプログラムの入力です。ここで初めて実際に動作するプログラムを体験します。学んだことを生かせる学習形態です。
プログラムの入力が完了したら、ライントレーサの試走会です。初めはコースで走らせる生徒が少なかったですが、だんだん増えてきました。自動で車が動くことに感動して、楽しそうに走らせていました。興味を持った生徒の中には、「コースを作りたい!」、「もっと速く走らせたい!」、「いろいろな動作をさせたい!」と言った意見が出ていました。このライントレーサは「実習」や「課題研究」でも使用(再利用)します。その「思い」を大切に今後の学習に取り組んでください。3年次生になるまでに知識・技術を身に付け、「思い」を「現実」に変えましょう。そのために授業があり「学ぶ」のです!
阿南光高等学校は「ものづくりを重視した教育」も行っています。これは、学習を生きたかたちで学べる教育です。「ものづくり」の楽しさは体験すると分かります。ぜひ体験してみてください!
開催! 第1回課題研究発表会 ~楽しいを発表で~ 4章
★電気工事班発表概要★
電気工事班は、電気工事士などの資格を生かして、実際の電気工事を体験することができる課題研究です。電気の知識と実技能力が向上します。
1回目は電気実習棟2FのLANケーブルの接続確認をしています。2回目は電気実習棟2F廊下の修繕工事を通して、見えない部分の配線をどう確認するかを試行錯誤しながら修繕しました。電気工事の楽しさを体験した瞬間でした。
3回目は電気実習棟1F工事実習室です。上記複線図のように使い勝手の悪い配線が成されており、不便だったところを改善しました。このあたりから電気工事に自信を持って工事ができるようになってきました。
4回目は3回目の修繕工事をふまえ、真ん中でも照明器具を点灯消灯できるようにしたいと考え、3路スイッチとの組み合わせに加えて露出配線に挑戦しました。完成したときはすごく達成感があり、班員全員で感動しました。先生方が使用してくれて、「業者以上の出来だね。」と褒めてくれたときは、すごく嬉しかったです。
この電気工事体験を通して、使用する人が使用しやすい配線にすることが大切だと感じました。また、完成したスイッチを実際に使用できて、人の役に立てることが、本当に嬉しいものだと感じました。
この課題研究は、電気情報システム科で1年次に学習する内容を生かしたものです。ものづくり学習の成果を十分に発揮できていました。「学んだことが生かせる」これが体験できるのが専門高校です!
これで、電気工事班の発表概要紹介を終わります。
開催! 第1回課題研究発表会 ~楽しいを発表で~ 3章
★ピンボール製作班発表概要★
ピンボール台は『木材加工機』、『3Dプリンタ』、『制御基板製作』、『制御プログラミング』と情報系の要素満載の製作です。
「はじめに」からジョークを交えた始まりで、会場を柔らかい雰囲気にしていました。また、3DーCADから3Dプリンタを使用し、実習の知識・技術を生かして「小さい3Dプリンタ」から徳島県立学校最大級の「大きい3Dプリンタ」の2機を使用して部品製作しました。
3Dプリンタを使った製作部品の説明です。よく考えて構成した部品を紹介していました。特に上部バンパーは面白い構造で、聞く人を楽しませていました。
フリッパーの構造は、試行錯誤の部品であることがよくわかりました。この部品ができるまでにいろいろな苦労があったことを笑いに変えて説明するあたりは班員の個性を感じる発表でした。
プリント基板設計では、電子技術・電子回路・製図の知識をいかして取り組み工業技術基礎や実習で培ったはんだ付けの技術が生かされたLED基板製作だと感じました。産業教育展の展示では、いろいろな人に楽しんでもらえて嬉しかったと話してくれました。このような製作ができるのも阿南光高等学校電気情報システム科の「ものづくり学習」があるからです。これは、ものづくりを重視した教育の成果で、「ものづくり」をして完成したときの達成感を得たい人はぜひ入学を考えてください。本校でしかできないことがあります!
今後の課題では、背景の絵を追加、ガードの延長、バンパーのボール検知板の揺れ防止、アイテムを増やす、ニックネーム機能、料金システムの導入といた追加機能を挙げていました。本当に楽しく考えて製作していたのだと分かる内容でした。
これで、ピンボール製作班の発表概要紹介を終わります。
資格・学力成果報告! ~電気工事士~
令和4年度 電気工事士資格試験 結果報告
Ⅰ 第2種電気工事士(R5.3)→合格者17名
Ⅱ 第1種電気工事士(R5.3)→合格者12名
合格おめでとうございます。
この資格試験で身に付けた知識・技術を生かしてこれからもチャレンジしましょう!
また、少し及ばず涙をのんだみなさん!校長先生も仰ってます、「失敗してもいいのです。いつか合格すると信じて挑戦し続けてください。それは、きっと自分を大きく成長させてくれることでしょう。」そして、自分が努力したことは無駄ではありません、「努力することで力はついている」からです。
2年次生は工業基礎学力テストにこの知識が生かせたかな?1年次生は第1種電気工事士にチャレンジしてさらなる知識・技術の向上に努めてください。
みなさんの先輩(令和4年度3年次生)は、『令和3年度2月実施 全国工業基礎学力テスト』において、全国偏差値50以上の割合が55%でした。本当に素晴らし成長をしていました。みなさんもこれからです!夢を持って成長しましょう!!(全国偏差値50以上割合50%以上1回達成)
阿南光高等学校電気情報システム科は生徒の成長を促進させています。
不要になった傘のリメイク
壊れた傘や不要になった傘の生地を有効活用する方法を考案中です。
インターネットを活用して情報を収集し,現在持っている技術で作成できそうなものを考えて試作をしています。
現在は自転車のかごにつけるカバーを製作しています。
雨の日にかごに入れた荷物が濡れるのを防ぐものです。
<作り方>
①布を丁寧に外します。
②真ん中の穴をミシンで縫います。
③ゴムを通す部分を残して周囲をミシンで縫い,ゴムを通して完成。
製作した後は自転車通学の生徒に有効活用してもらう予定です。
電気情報システム科の実習
★ものづくり制御の実習★
Arduino_5 実習は、1年次で製作したライントレーサを使用(再利用)して、2種類の制御方式を学習します。
マイコン制御であるためプログラミングの知識が必要になります。実習方法はプログラムを入力してライントレーサを調整し、スムーズに走行しているか確認します。
走行会は、3台を一定間隔開けて、どのライントレーサが早いかを競います。みんな楽しそうに制御の学習に取り組んでいます。
この実習は、徳島県では『阿南光高校 電気情報システム科』でしか学習できません!(R5.1)
また、無理なくマイコン制御を学習するために、1年次に製作したライントレーサを実習や課題研究で使用することにより、製作しただけで終わるのではなく、その後の学習にも生かしています。
電気情報システム科では、サステナブルな取り組みにチャレンジしています。
進路最終報告! ~3年次生進学先Ver~
電気情報システム科 令和4年度3年次生進学先合格!
学校生活(学習、資格試験、行事、部活動など)の中で何事にも積極的に取り組み、協調性を磨き他者と協働できるよう努力してきたことが実を結びました!
【進学】
四国大学
専門学校徳島穴吹カレッジ
徳島県立南部テクノスクール
進学については、1年次からしっかりと夢を持つことです。難関大学にも合格することが可能ですが、そのためには早くから夢を見つけ目的を持って目標を考えてください。そして努力!それができるだけで、夢は必ず叶うのです!!
開催! 第1回課題研究発表会 ~楽しいを発表で~ 2章
★スピーカー製作班発表概要★
スピーカーは、箱の形状によって音が変化します。配線は電子工作的な要素があります。
スピーカー製作では、ユニット選択から始まり、設計や段ボールでのモデル製作、部品の買い出しを自分たちで行い科目「通信技術」で学んだ知識を生かしていました。
後半は電気・電子の知識以外にも木工工作の技術を身に付けたことや子供たちがはじめて体験する作業もあったみたいで、工夫しながら楽しそうに製作していました。
完成したスピーカーは2種類で、「縦長タイプ」と「横長タイプ」です。発表では、音の聴き比べや質問コーナーを設定したりユーモアを交えるなど工夫を凝らした発表でした。パワーアンプとプリアンプは前年度に製作したものです。真空管を使用しているため半導体のアンプとは比べものにならにほどの温かい音質でした。体験したい人は阿南光高等学校電気情報システム科に入学してください!
考察では、「形によって音質が変わる」こと、「ダクトがあると低音が出やすい」こと、「小型スピーカーでも十分な音がでる」ことなどをまとめていた。
感想では、「ものづくりの楽しさ」や「音質は箱の形状による」ことの不思議さや「実際の体験が大切」と感じていました。
これで、スピーカー製作班の発表概要紹介を終わります。
開催! 第1回課題研究発表会 ~楽しいを発表で~ 1章
★マイコンカー製作班発表概要★
マイコンカーとは、ラインをトレースしてその走行タイムを競う競技のマシーンです。
センサ基盤やモータドライブ基盤のはんだ付け、車体製作には『3Dプリンタ』を使用します。できた部品を組み立てマイコンを搭載し、プログラムによって制御します。その工程を紹介します。
子どもたちが設計・製作・組み立てをした、世界に一つしかないマシーンです。工業技術基礎で作ったライントレーサの進化Versionです。電気情報システム科で学んだ知識・技術を発揮して、楽しそうに取り組んでいたのが印象的でした。そのマシーンを片手に発表する姿は、自信とプライドに満ちたものでした。
そして、プログラミングの説明でも科目「プログラミング技術」で学習した知識が生きていました。
次は完成したマシーンで参加した、徳島県大会のエピソードです。
大会当日にモータドライブ基盤を焼損するトラブルがありましたが、班員で協力し再度モータドライブ基盤を製作してカバーした経験は生きる力になって彼らのレベルアップに繋がったと思います。
大会では、クランクでコースアウトしたり、途中で停止してしまい、完走はできませんでした。学校では無事に走行できていたのを考えると本番コースでの調整が悪かったのではないかと考察していました。
これで、マイコンカー製作班の発表概要紹介を終わります。